中和政策とは、「現在の減税と、将来の増税」という政策である。
このことで、不況時には需要の増加をもたらし、景気を回復させる。その後、景気が回復したら、景気の過熱を防ぐために、増税をする。
差し引きすると、財政的にはトントンだが、生産量が変化する。
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要するに、中和政策とは、
「減税のあとで増税をする」
ことを通じて、
「縮小均衡から拡大均衡へ」
というふうに生産量を調整することだ。つまり、不況を脱することだ。
詳しくは、下記を参照。
→ 「泉の波立ち」第3章 景気回復策(後) 「中和政策」
順序の都合で、日付を変えました。