◆ マイケル・ジャクソンの死:  nando ブログ

2009年07月30日

◆ マイケル・ジャクソンの死

 マイケルジャクソンはひどい病気を患っていた。それが彼を薬物摂取に向かわせた。(次項の「ケネディ暗殺」との関連。)

 ──
  ( ※ 本項の実際の掲載日は 2009-08-29 です。)

 本項で述べることは、特に目新しいことではない。
 「マイケル・ジャクソンの薬物摂取の理由は病気だった」

 ということだが、これはすでにあちこちで報道されている。ネットにも情報は多い。知っている人も多いだろう。ただ、知らない人も多いだろう。そこで、簡単に紹介しておく。

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 マイケル・ジャクソンが死亡したとき、「薬物の過剰摂取が理由」と報道された。その理由は、「睡眠薬がわりに薬物を過剰摂取したため」と報道された。

 その後、「担当医が薬物の処置を誤ったせいだ」と報道され、「これは他殺(故殺・過失致死)だ」と報道された。

 しかし、以上の報道は、あまりにも不正確である。そこで正確な情報を記す。

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 マイケル・ジャクソンは、もともと病気を患っていた。俗に「白なまず」と呼ばれるもので、皮膚が部分的に白くなってしまう病気(尋常性白斑)である。これに、「全身性エリテマトーデス」という自己免疫疾患がともなっていた。
   → Wikipedia マイケル・ジャクソンの外観尋常性白斑全身性エリテマトーデス線維筋痛症

 このうち、全身性エリテマトーデスの方は、かなり痛みが出ることもあるらしい。(リウマチと同様。自分で自分を破壊する病気による痛み。)
( ※ ただし、私の個人的な推察では、同じ膠原病である線維筋痛症を併発していたのではないか、と想像する。)

 一方、マイケル・ジャクソンは、過去に事故に遭っていた。ペプシのCMの撮影中に、頭にヤケドを負ったという。このとき以来、鎮痛剤を睡眠薬がわりに使うようになったという。
  → Wikipedia マイケル・ジャクソン

 ここまで知ると、疑問が生じる。「鎮痛剤を睡眠薬がわりに使う」のは、普通はありえないことだ。眠るためなら睡眠薬を使えばいいのであって、鎮痛剤を使う必要はない。特に、医師が処方するのであれば、なおさらだ。
 
 私が思うに、これは、鎮痛剤の作用(痛み止め)そのものが必要だったのだろう。つまり、それほどにも痛みがひどかったのだろう。痛みがひどければ、気になって眠れない。だから、眠るために痛み止めを使うのだが、その目的は眠ることだとしても、作用はあくまで「痛み止め」なのである。
 つまり、ここでは、普通の人が「睡眠薬」を使うのとは事情が異なる。あまりにも痛みのある人が、痛み止めを使う必要があった、ということだ。(眠るために。)

 彼の痛みがどれほどであったかは、他人にはわからない。痛みそのものが本当にひどかったのかもしれない。あるいは、薬物の中毒性の面から、どうしようもなく中毒になってしまったのかもしれない。……ただ、そうだとしても、そのきっかけは、ひどい痛みであったはずだ。それは他人には理解し得ないものだ。

 ──

 マイケル・ジャクソンは、死の報道の頃には、「馬鹿なことをした奴だ」というふうに報道された。
 その後は、「医師の過失で死んだ不運な奴だ」というふうに報道された。人々は「不運だけど、薬物中毒になる方が悪い」と思った。
 しかし、本当は、彼はひどい病気だったのだ。その病気が、薬物中毒をもたらし、彼を死に至らしめたのだ。
 華やかな栄光の裏にある、病気という陰。それを知っておくといいだろう。



 [ 付記 ]
 現代のマリリン・モンローと呼ばれた アンナ・ニコル・スミスもまた、薬物中毒による死だった。
 ただしこれは、純然たる「遺産狙いの殺人」であったようだ。
 彼女は 1900億円ほどの財産を持っていた。それを狙って、男が近づき、彼女を薬物漬けにした。彼女と関係をもち、自分の子を生ませてから、彼女を薬物中毒の形で死なせた。(医師も共謀した。)
 その後、自分の子に遺産を相続させたが、子はまだ赤ん坊だから、結局は、自分が遺産を相続したのと同じ。……そういうわけ。
 男は 2009年の春、逮捕された。
 


 【 注記 】
 本項の記事は、ネットを調べて記述したものです。
 なるべく正確を期していますが、一部に間違いがあるかもしれません。私は芸能情報は詳しくないので、情報の正確さには十分ではないかもしれません。その点、ご了承下さい。
 
 
posted by 管理人 at 09:16 | Comment(0) | 文化・芸術 このエントリーをはてなブックマークに追加 
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