◆ 米軍基地の種子島 移設案:  nando ブログ

2010年05月07日

◆ 米軍基地の種子島 移設案

 普天間基地は、辺野古や徳之島に移設するよりも、種子島に移設するのがベストだと思う。嘉手納基地も含めて、沖縄の米軍基地のすべてをそっくり種子島に移設してしまえばいい。(演習用の地帯は除く。)

 ──
 ( ※ 本項は「泉の波立ち」 2010-05-13 に掲載したあとで、引っ越しました。)


 前に「基地よりも人を移動する」と提案した。だが、沖縄では、対象となる人間が多すぎる。
 沖縄の人口は、他の島の人口と同程度だろうと推定していたのだが、そうではなく、ものすごい人口がある。沖縄でも辺野古の住民(高校関係者を除く)は 900人だが、沖縄本島全体では 100万人を越える。徳之島は 2.7万人だし、種子島は 3.3万人だが、沖縄本島の人口は 136万人だ。徳之島の 50倍で、種子島の 40倍だ。あまりにも人口が多すぎる。ちっぽけな島なのに。
 となると、こんな人口の多い島に基地を置くのは、もはや妥当ではないと言える。

 その点、種子島なら、ほぼ最適だろう。沖縄と違って、広大な平地があり、人のいないがらんどうの土地がいっぱい余っている。たいていは田畑だ。特に、種子島の北西部および南部には、がらんどうの土地がある。これらの土地を米軍基地にしてしまえばいいだろう。( → 種子島の地図
 もちろん、島内の他地域にいる住民にとっては迷惑だろう。だから、住民に対しては、(島外へ)引っ越してもらう。そのためには、引っ越しのための補助金を払えばいい。あるいは、基地関係で新規雇用してもいい。いずれにせよ、現行の辺野古移設案みたいに、莫大な土木工事費はかからないから、その浮いた金で、住民対策をすればいい。
 ざっと計算して、辺野古の工事費が 2500億円で、種子島の引っ越し対象者が 2万5千人だとすると、一人当たり 1000万円を払える。4人家族ならば、4000万円だ。これだけの金を払って、引っ越してもらうことにするなら、誰だって「イエス」と言うに決まっている。
 また、ごく少数の人が「ノー」と言って残るとしたら、その人たちは、基地から遠い場所に住んでもらえばいい。種子島はとても広大だから、基地の騒音もないところに居住することは可能だ。(引っ越し者の跡地など。)
 
 たった一つ、問題があるとしたら、沖縄経済が崩壊することだ。あんな小さな島で、136万人もが、生活できるはずがない。今は 136万人という人口を維持できているが、それは基地経済があるからだ。基地経済がなくなれば、種子島と同様に、3万人程度しか生活できなくなるだろう。観光業があるとしても、10〜20万人ぐらい。136万人なんて、とても無理だ。沖縄経済は崩壊する。大部分の人は失業して、沖縄を脱出するしかなくなる。
 しかし、それは、沖縄の人々自身が望んだことだ。「基地は出て行け」と。( → 朝日新聞の調査 2010-05-14 ) とすれば、基地移設による沖縄経済の崩壊は、自ら望んだことなのであるから、甘受するしかあるまい。

 私の予想では、沖縄の人々は、新たな職を求めて、種子島で暮らすことになると思う。種子島の基地経済で、米軍にすがって生きていく。ただし、そこでは、問題は起こらない。なぜなら、そこに来た人々は、自ら望んで、基地のそばに近づいたからだ。基地の金めあてで。……そうわかっている人々は、「基地は出て行け」とは言わないはずだ。(もし言い出したら、ふたたび経済崩壊の憂き目に遭う。今度は種子島で。)
 ただし、50年ぐらいたつと、その記憶を失った息子や孫の世代となり、同時に、種子島の人口が 136万人ぐらいになるだろう。そうすると、ふたたび、「基地は出て行け」と叫ぶようになるかもしれない。そのときは、今度はがらんどうの沖縄本島に移ればいいのだ。そのときにはもはや、沖縄本島の人口は 3.3万人ぐらいになっているからだ。  (^^);
 以下、繰り返し。(歌詞みたいですね。あるいは、プログラムの無限ループ。)

 [ 付記1 ]
 種子島には滑走路 2000メートルの種子島空港があるから、これを米軍に提供すれば、空港を新規建設する必要はなくなる。
 民生用の空港はなくなるが、どうせ人口がごくわずかになり、空港があっても採算に乗りそうにないから、空港はなくてもいい。(静岡県ですら「空港は無駄だ」と判明している。)
 そもそも種子島は、鹿児島に近くて、フェリーが通っている。ジェットフォイルという高速船ならば、鹿児島と種子島を 1時間35分で結ぶ。飛行機は特に必要ない。ま、あってもいいけど。(実を言うと、旧・種子島空港という、古い小さめの空港が、すでにある。第2空港として。こっちを使うこともできる。)
 というわけで、余分な費用(米軍のための空港建設費)は、ちっともかからない。浮いた金を、種子島の住民(引っ越し者)に、1000万円ずつ与えればいい。
( ※ 同じように引っ越し資金を与えるとしても、沖縄の人に与えるとすると、1000万円どころか、30万円ぐらいになりそうだ。ああ! 沖縄って、人口が多すぎる!)
 
 [ 付記2 ]
 種子島の平地はとても広大だから、沖縄の米軍基地を全部収容しても、まだまだ土地が余る。そこで、本土の米軍基地のいくつかも、ここに集約するといいだろう。(岩国や厚木や横田の基地。横田の全面返還は難しくとも、半分ぐらいの量を種子島に移転するといい。そのあと横田を軍民共用化すれば、首都圏の航空事情は大幅に改善する。)
  
 [ 付記3 ] 
 種子島への全面移転をすれば、沖縄経済は崩壊する。それがまずいのであれば、全面移転でなく、部分移転にすればいいだろう。とりあえずは、普天間基地だけを移転する。嘉手納基地などは、そのまま残す。
 この場合、沖縄の米軍基地は、何割か減少し、被害も何割か減少するが、同時に、沖縄に流れ込む金も何割か減少する。そのせいで沖縄には大量の失業者があぶれる。
 この時点で、県民は「米軍基地は去らないでください」とか、「せめて嘉手納だけは残してください」と訴えるようになるだろう。
 それでもあぶれた失業者は? 沖縄に留まるのは無理だから、種子島か本土に移ってもらうしかない。そもそも、沖縄に 136万人というのは、いかにも多すぎる。基地も人も、よそに移ってもらうのがベストだ。
 ただ、種子島への基地移転の場合、種子島の人々に金を払うだけで済む。沖縄の人々に払う金は皆無で済む。それどころか、沖縄への地代や補助金を大幅に削減できる。……というわけで、コストは大幅に少なくて済む。だから、基地を沖縄に残すよりは、基地を種子島に移す方が、コスト的にはずっと有利だ。
( ※ 結果的に、沖縄県民の多くは、本土に移ることになる。ただし、国としては、そのための引っ越し補助金を、払わないで済む。そこが、本項の有利な点。沖縄県民は、本土への引っ越し代を自分で払う必要があるが、それはまあ、自分の言い出したこと[= 基地移転]のせいなのだから、仕方ない。)
  


 【 追記 】
 朝日新聞( 2010-05-15 )に、この問題についての特集があった。次の趣旨。
 「沖縄にはさまざまな地域振興策がなされ、巨額の金が投じられたが、ちっとも効果が上がっていない。いくら公民館などを建ててても、沖縄県民の経済状況は本土以下だ。基地などがあっても、沖縄のためにはならない。だから基地は沖縄から出て行け」

 これに対しては、右翼ならば反発するだろうが、私は同意する。基地は沖縄から出て行くべきだ。それが本項の趣旨だ。
 ただし、である。朝日は気づいていないことがある。基地が出ていったあと、沖縄は幸福になるかどうか、ということだ。この点では、「幸福になる」という朝日と、「不幸になる」という私とは、正反対だ。
 朝日の記事には、次の文句がある。

 「名護市の基地関連収入は、歳入の 24%に上った」
 「(名護市など)北部振興策では、総額1千億円という枠が設けられた」
 「沖縄は 72年の本土復帰後、国から手厚い補助を受けてきた。72年から09年度までで約8兆8千億円に上った」
  
 8兆8千億円! この数字は重要だ。これほどの金をかけても、沖縄はまともな経済状況になっていないのだ。それが現実だ。
 とにかく、私としては、「米軍基地を沖縄から出せ」と主張したい。沖縄のために8兆8千億円もかけるのは、馬鹿げている。しかも、今後は、この金がさらに増えるはずだ。
 一方、米軍基地を種子島に移せば、こんなに巨額の金は必要ない。種子島の少数の人々を引っ越しさせるための金が必要なだけだ。その金はたぶん、1000億円を大幅に下回る金額で済みそうだ。

 朝日の記事は、最後に、「基地に頼らない経済体制を築け」とまとめている。しかし、それは、経済を知らない、経済音痴の発想だ。
 こんなに小さな島で 136万人が十分に稼げる方法など、ありえない。はるかに条件のいい本土でさえ、失業者がいっぱいいるのだ。遠い離島で 136万人を養う産業などは、ありえない。どうしても、人口を激減させる必要がある。(実際、多くの島で、人口ははるかに少ない。)
 沖縄では、大規模な農業は無理で、漁業と観光業だけが成立するだろう。とすれば、沖縄の適正人口は 10〜 20万人程度だろう。その水準になるまで、人口を激減させるべきだ。
 そのためにも、米軍基地に出て行ってもらうのがいい。そうすれば、米軍基地が去ったあとで、人口は自然に激減していくことになる。となると、もはや沖縄振興策のために、馬鹿げた巨額の金を払わずに済む。

 実を言うと、米軍基地というのは、金のなる木であり、金を生むガチョウである。その金額も、半端じゃない。10兆円規模だ。これほど巨額の金を、沖縄はもらっているが、国としてはこんな支出を、さっさと廃止するべきだ。
 常識的には、金を生むガチョウを取り上げることには、沖縄県民は大反発するはずだ。ところが、どういうわけか、「金を生むガチョウを追い出したい」と望んでいる。とすれば、まさしく、望み通りにするべきだ。事業仕分けなんかしなくても、10兆円規模の金を沖縄に払わずに済むようになる。

 米軍基地の移転は、本当は、沖縄県民のためにならない。しかし、沖縄県民がそれを望むのであれば、まさしく望み通りにするべきだ。「金を生むガチョウなんか追い出せ」というのであれば、10兆円を生むガチョウを沖縄から種子島に移すべきだ。(ただし種子島に 10兆円が入るわけではない。その金は、国庫に入る。)
 
 沖縄のためでなく、日本全体のために、米軍基地を移転するべきだ。そして、その具体的な移転先が、種子島だ。これによって、沖縄の米軍基地の移転は、具現化する。



 【 追記2 】
 「沖縄の人口は、他の島の人口と同程度だろうと推定していたのだが、そうではなく、ものすごい人口がある。」
 と述べたが、なぜそうなのか(なぜこれほど人口が多いのか)について、情報があった。
 朝日新聞・朝刊 2015-09-22 によると、戦後、沖縄では B円 という軍票が使われていたという。これはドルと固定され、ドルと同じものとして扱われた。
 米軍からはさまざまな代金が B円で支払われ、それを受け取った沖縄の人は、B円で本土から物資を購入した。本土の人はドル(B円)を受け取ることができたので、外貨不足の本土の人は大喜び。ドルを与えることのできる沖縄の人も有利になる。かくて、沖縄は(日本でなく)米国経済の圏内に組み込まれ、敗戦国である日本よりも豊かで有利な立場に立つことができた。
 要するに、戦後の沖縄は、戦勝国の圏内だったのであり、敗戦国である日本よりも豊かで有利だったのだ。だから人々は、沖縄に住みたがるようになったのだろう。(中国よりも豊かな香港に人が集まるようなものだ。)
 


 【 関連サイト 】
 あとで気づいたが、「種子島・移設案」は、私が初めて述べた訳じゃなく、同趣旨のことを書いた人が他にもいるとわかった。リンクを示しておく。
  → 名護よりも種子島に基地を
  → 佐藤正久(参院議員)
 
 なお、基地がなくなると沖縄経済は崩壊する、ということは、私は特に詳しく説明しなかったが、数字を示して具体的に説明しているサイトもある。なかなか詳しい。
  → 基地が無くなれば沖縄は破産する



 【 関連項目 】

 本項の続編がある。種子島でなく、宮古島への移設案。
  → 米軍基地の宮古島 移設案

 関連する話題として、次の項目もある。
  → 沖縄の米軍基地・問題
  → 沖縄の米軍基地・問題 2
  → 米軍が撤退したら?
   
posted by 管理人 at 19:20 | Comment(15) | 政治 このエントリーをはてなブックマークに追加 
この記事へのコメント
 本文の最後に、 【 追記 】 を加筆しました。
タイムスタンプは上記 ↑
Posted by 管理人 at 2010年05月15日 07:21
 本項に対しては、生理的に反発する見解が出そうだな、と予想していたが、やっぱり出たので、紹介・引用しよう。
 ── 
 「沖縄の人間は基地で生活しているくせに、基地反対をするのは、もっと金が欲しいからだ。あいつらは乞食だ。日本という国の寄生虫だ」という意見である。あいにく、沖縄の経済における基地収入は全体の10パーセントもいかない。また、基地を置く見返りとしての補助金の大半は本土ゼネコンや政治家の懐に入り、一般の沖縄県民には無関係である。上が金を得れば、下にもそのおこぼれが来るという、いわゆる「トリクルダウン理論」が既得権益層の利益擁護のための幻想的理論であることは常識だと思うのだが、それが常識でない人間もまだまだ多いようだ。
念のために言うが、「泉の波立ち」は、広く社会全体に目を向けた記事が多く、有益な情報も得られるという点では、私は高く評価している。だが、こういう小林よしのりみたいな右翼的(体制擁護的)発言を見ると、うんざりしてしまうのである。
http://dorian.en-grey.com/Entry/243/
 ──

 以下は私のコメント。

>  「沖縄の人間は基地で生活しているくせに、基地反対をするのは、もっと金が欲しいからだ。あいつらは乞食だ。日本という国の寄生虫だ」という意見

 そりゃ、右翼そのものの意見です。私の話は、よく見れば、沖縄人への愛情に充ちていることに気づくはずだ。勝手に夢を見て、自分で自分を破綻させようとしているのを、防ごうとしているのだから。
 本項の趣旨は、「沖縄は破綻してしまえ」ということではない。「現状のように勝手に夢想していると、自分で自分を破綻させてしまうぞ」と警告することで、沖縄の破綻を防ごうとしているのだ。
 たとえて言うと、空ばかり見て前を見ないで歩いている人がいる。そのまますれば、大きな穴に落ちて、死んでしまう。だから私が、「馬鹿者。空を見ないで、足元を見ろ。さもなくば死んでしまうぞ」と警告する。この警告の意味は、その人を救うことだ。ところが、上記のような人は、「その人を馬鹿と呼んでいる。侮辱している」と反発する。私の警告の意味をわかっていない。(レトリックがわからない。)

> あいにく、沖縄の経済における基地収入は全体の10パーセントもいかない。

 この件は、本文最後で引用したサイトが説明している。
「特に沖縄にとって大事な収入が軍用地料850億である。この軍用地料の850億という金額は、経費が固定資産税以外かからない金額なので、実質的には、その10倍程度つまり8500億の重みがあり、県全体の観光収入4000億など比較にならない高額なのである。」
 → http://kichi.ti-da.net/e623154.html

 つまり、何もしないでもらえる 850億円は、材料費や燃料費などのコストを含む 850億円とは違う、ということ。850億円の所得を得るには、売上げが 10倍は必要だ、ということ。

> 基地を置く見返りとしての補助金の大半は本土ゼネコンや政治家の懐に入り、一般の沖縄県民には無関係である。上が金を得れば、下にもそのおこぼれが来るという、いわゆる「トリクルダウン理論」が既得権益層の利益擁護のための幻想的理論であることは常識だと思うのだが、それが常識でない人間もまだまだ多いようだ。

 現実無視の左翼的な妄想。本当にそうだとしたら、沖縄県民の富はどこからやってきているのか? 空から金が降ってくるとでも思っているのか? 
 あんなに小さな島に百万人以上がいて生活できる、という現実が、どこから来るのか、よく考えてほしいものだ。勝手に夢見て、「自分は自立できる」と夢想しているのでは、破綻は避けられない。(これは悪口ではない。「現実を直視せよ」ということだ。)

 なお、詳しい真相は、上記サイトに掲載されている。リンクを再掲しよう。
 → http://kichi.ti-da.net/e623154.htm
 沖縄経済がいかに基地に依存しているかは、このサイトに詳しい。じっくり読んでほしい。(沖縄の人がちゃんと調べている。)

 こういう現実も知らないで、「基地は出て行け」と言うのは、「親がうるさいから、親を殺してしまう」という馬鹿息子と同じだ。自分で自分を破綻させてしまう。
 ただし、世の中には、まともな頭をもつ賢明な息子もいる。それが上記サイトだ。(本人は沖縄の人。)
 上記サイトから引用しよう。
 ──
「基地反対運動というのは、基地の過重負担への反感で成り立っているような運動ではない。
 その地域の住民感覚とは無関係の、よそから来た平和運動家が、自分が平和主義者であることを誇示し、美化するための政治的プロパガンダか、あるいは彼らの主義貫徹による自己満足・裏返しとしての不平不満のはけ口にすぎない。政治家や公務員組合幹部が基地や県民を利用して、自分の票稼ぎや、組織固めのために利用しているのが実態である。辺野古沖に集まっている、基地反対運動家の8割は内地人を含めたよそ者であり、地域住民は、日当3000円で集められたエキストラ参加者である。」
 ──

 思い出そう。冒頭の批判には、次の文句があった。
「基地を置く見返りとしての補助金の大半は本土ゼネコンや政治家の懐に入り、一般の沖縄県民には無関係である。上が金を得れば、下にもそのおこぼれが来るという、いわゆる「トリクルダウン理論」が既得権益層の利益擁護のための幻想的理論であることは常識だ」

 この批判の趣旨は、いくらか正しい。ただし、そういう理屈が成立するのは、コンクリート業界ではなくて、左翼の反戦運動者たちなのだ。彼らが自分たちの政治目的のために、沖縄基地問題を利用している。沖縄を食い物にしているのは、本土のゼネコンではなくて、本土の社民党などだ。 

 ──

 最後に一言。
 上記の批判者は、私の言っていることを全然理解していない。私は
 「沖縄には基地は必要だ。基地を沖縄から移転させるな」
 と右翼みたいに述べているわけじゃない。その反対だ。
 「沖縄県民の望むように、沖縄の基地を沖縄の外に出してしまえ。沖縄県民の望むようにせよ」
 と述べているのだ。(ただし、望むようにしたらどうなるか、ということも、示している。)

 「自分の望みどおりにしてくれるだと? それは、けしからん」
 と批判するなんて、自己矛盾も甚だしい。子供は、「このオモチャがほしい」と言って、そのオモチャをもらったあとで、「こんなのほしくない、こんなのいやだ」と泣きわめく。それと同じ。自分の望むようにしてもらうからと言って、文句を言っている。
 
Posted by 管理人 at 2010年05月15日 07:42
 なお、私のことを「右翼」と思うのは、飛んだ勘違いなので、指摘しておく。
 「泉の波立ち」を「沖縄」で検索してみればわかると思うが、私はこれまで、「沖縄ばかりに基地の負担をさせるな。基地を本土に移転せよ。たとえば皇居とか」というふうに述べてきた。

 ただし、それは、「基地は沖縄にとって有害なだけで有益ではない」と思い込んでいたからだ。左翼の発想に洗脳されて、現実を見ていなかったからだ。  (^^);

 現実を見たら、基地は意外にも金のなる木だとわかった。また、沖縄には少数の人しかいないと思っていたが、実は沖縄県よりも人口が少ない県が17県もあるとわかった。沖縄の人口は多すぎるぐらい多いのだ。土地の大半は米軍に奪われているというのに。

 米軍基地が本当に嫌われているなら、こんなにも人口が集まるはずがない。そういう現実を直視すれば、もはや単純に「米軍は出て行け」と言えないようになった。そこで、私は、単純に「米軍は出て行け」というのを、やめたのだ。
 つまり、単純に「米軍は出て行け」とは言わずに、レトリックを込めて「米軍は出て行け」とは言うようになった。……それが「種子島への移転」という提案だ。

 そして、それを読んで、誤読した人が、「米軍は沖縄に留まれ」と言っているんだな、と勘違いして、「この右翼め」と批判する。



Posted by 管理人 at 2010年05月15日 11:51
基地共存推進会の管理人です
私のサイト http://kichi.ti-da.net/ を紹介していただき、ありがとうございました。
とても文章が読みやすく、特に例えがうまく、内容が分かりやすいです。
私のサイトのアクセスはとても少なく、残念ながら、沖縄県民に影響を与えるようなレベルに達していません。
でも、本当の沖縄の埋もれた声を表わし、県民を洗脳から目覚めさせるよう努力していきたいと思っています。
今後とも、ご指導・ご批判よろしくお願いいたします。

これから、私のブログに掲載していきたい論点を列記します。
1、なぜ、沖縄マスコミは基地反対一色になっているのか。
2、基地返還跡地開発の幻想を詳説する。組合御用達の経済学者の跡地バラ色論批判。
3、米軍基地を国連災害救助隊基地に変えるという理想とその道すじについて。
4、沖縄に残された、唯一の経済発展策を具体的に提示。

私は、とても貧乏で、毎日の生活にも四苦八苦して、金策に追われていますので、これを文章化するのに、多くの時間が割けません。
遅々としたブログ更新になると思いますが、ご了承お願いいたします。

貴方様のご意見が、広くアクセスされ、正しい知識が広まることを期待しています。
ありがとうございます。
Posted by 基地共存推進会 at 2010年05月16日 10:08

なるほどー…

今、ザッと読ませていただきました。

あのすいませんが、
1つ質問をしてもいいでしょうか?
Posted by 中3女子 at 2011年01月11日 22:54
地図の上から、いろいろお考えになるのは結構だが、地元の人間からすれば、不遜な申しようとしかとれません。あきれてしましまいました。いちいち、反論する気にもなりません。まるで金を握らせば駒のように動かせるとお考えのようですが、種子島のことを何もご存じないようですね。であれば、島民こぞって歓迎し、はじめから候補地に上がってますよ。
ちなみに西に10数キロの馬毛島の艦爆離発着練習基地移転にも島民は反対しているぐらいです。
Posted by タネガシマンの遠い友達 at 2011年02月06日 16:21
> であれば、島民こぞって歓迎し、はじめから候補地に上がってますよ。

4人家族に4000万円、とは、他の誰も提案していないし、政府も提案していない。(政府の案は、これまですべて、はした金です。)
その金額を唱えているのは、私だけです。

また、私の案は、「種子島の半分だけ」ですから、種子島に残りたい人は、基地以外の半分の領域に残れます。(そのかわり 4000万円はもらえません。引っ越し手当プラスアルファぐらいです。犠牲もないが、補償金もない。)

> 西に10数キロの馬毛島の艦爆離発着練習基地移転にも島民は反対しているぐらいです。

 存じています。あれも同様で、賠償金を払わないからです。島民に犠牲だけを強いれば、反対運動が起こるのは当り前。
 私は別に、「金も払わないで、基地だけを種子島に持っていく」と述べているわけではありません。

> まるで金を握らせば駒のように動かせる

いやいや。札束で頬をぶんなぐるという発想ではなくて、日本全体のために、尊い犠牲になってほしい、とお願いしているのです。
そして、尊い犠牲を強いる代償として、できる限りの誠意を示そうとして、高額の金を払おうとしているのです。
なお、高額の金が気に食わなければ、辞退してくださって結構です。

 ──

 なお、種子島に残りたければ、基地従業員として残ることも可能です。その場合は、現状よりもはるかに高所得になるので、種子島の人々の生活レベルは大幅に上昇するでしょう。島内には大きな商店街や繁華街や映画館もできるようになるでしょう。人口も十倍以上になりそうです。

 ──

 なお、勘違いされると困りますが、4000万円は、「種子島に基地を持っていくことで、基地と共存することの迷惑料」ではありませんよ。
 「種子島の外に暮らしてもらうことになるので、そのための引っ越し料と慰謝料」
 です。ついでに、私だったら、1000万円ももらえるなら、いつでも現在地から引っ越します。誰だってそう思いますよ。(日本のどこでも好きなところに暮らせる。)

Posted by 管理人 at 2011年02月06日 17:28
 次の項目を新たに書きました。参考にしてください。


 → 種子島宇宙センターの廃止
   http://openblog.meblog.biz/article/4022721.html

Posted by 管理人 at 2011年02月06日 19:48
あなたの話は独りよがりであり到底話にならない。

まずあなたが住むところに米軍基地を作ればいいだけの話ではないのか?その議論がない時点で無責任ではないのか?

それが駄目だという理由は果たして納得できるものであるのか甚だ疑わしい限りである。

それまで暮らしてきた土地をそう簡単にお金を渡すだけで出て行かない。出て行くのはあなたみたいな机上の論理で考える人だけでしょう。




Posted by 理解不能 at 2011年02月07日 23:33
> まずあなたが住むところに米軍基地を作ればいいだけの話ではないのか?

六本木ヒルズに住んでいるんです。六本木ヒルズを米軍基地にしたら、皇居も米軍基地になっちゃうんです。ひょっとしたら霞ヶ関の官庁街も。東京は米軍基地に占領されてしまいます。それは可能ですか?

> それまで暮らしてきた土地をそう簡単にお金を渡すだけで出て行かない。

これまで10回ぐらい引っ越ししています。村上春樹も引っ越し魔です。別にお金をもらわなくても、何度も引っ越す人はいっぱいいます。

ついでに言えば、女房も5回ぐらい取り替えています。住居と妻は、何度も取り替え可能です。

なお、妻を取り替えるときには、お金をもらうどころか、お金を一杯支払う必要があります。
Posted by 管理人 at 2011年02月08日 01:04
「理解不能」さんの「それまで暮らしてきた土地をそう簡単にお金を渡すだけで出て行かない。出て行くのはあなたみたいな机上の論理で考える人だけでしょう。」という論は、米軍基地が出来てから、そこに集まってきて人口が増えたという現実を全く見ていない、それこそ机上の空論です。

沖縄では基地周辺で、基地ができてから、その基地周辺で人口が爆発的に増えたのです。それはなぜか。つまり、騒音より経済(生活)だからです。

基地反対運動デモをしているTV報道をよく御覧なさい。彼らは組合旗を掲げた労組員(恵まれた公務員労組や大企業労組、しかも本土から派遣された者も多い)ばかりです。騒音や基地被害の理由で反対していると思ったら大間違い。そんな理由はこじつけです。なぜなら、それが分かって基地周辺に移住してきたのだから。
沖縄の基地反対運動は反安保・反米のための政治運動なのです。沖縄マスコミも反安保主義者に牛耳られているので、それをヒタ隠して、いかにも県民総意の住民運動であるかのように装っています。

現実的には、例えば、那覇市には基地被害などありません。しかし、マスコミが中部地域の基地被害だけを宣伝し、基地の経済的恩恵を全く言わないから、何となく基地が無い方が良いと勘違いさせられているのが実態です。
東京都23区民は同じ東京都福生市の横田基地の情報を何も知らないでしょう。しかし連日、福生市の基地被害を過剰報道されたら、福生市民の本当の意思とは無関係に基地反対の方になびいてしまうでしょう。

基地問題の本当の当事者は基地周辺住民だけです。沖縄県民なのではありません。県民の声など聞かず、基地周辺住民の本当の声だけを聞くべきです。本当に基地騒音が生活できないほどひどいのか、米兵犯罪に怯えているのか、それらを聞くべき相手は基地周辺住民だけに限るべきです。そして、基地周辺住民の真意を知れば、仰天するはずです。
また、沖縄県ではガソリンがリットル当り7円安く、自賠責が半額という恩恵がありますが、このような基地の恩恵をマスコミは一切報道しません。ウソだと思うなら、あなた自身が無作為に沖縄県民に電話をかけて、この事実を知っているか確かめれば良いでしょう。多分95%以上の県民はこの恩恵を知りません。基地が無くても自分の生活に影響がないと勘違いしているから、何となく基地反対なのです。

普天間基地の騒音で苦しむ住民イメージは、沖縄県のマスコミが意図的・政治的に作り上げたものです。それに騙されていることに気付いてください。もし、この論こそおかしいと思うなら、GoogleMapsのストリートビューで基地周辺を見てください。いかに豪華なホテルやマンションが立ち並んでいるかを確かめて下さい。もし、身体障害を伴うような基地被害や米兵犯罪が多発する危険地域なら、誰がそんな所に投資するでしょうか?
貴方自身がマスコミ情報に拠らずに考えれば分かるはずです。

普天間基地は今のまま、固定化するのが沖縄にとってベストです。また、基地周辺住民もそれを望んでいます。
私自身、基地周辺の北谷町に住んでいて判断しています。

それでも、基地の騒音が嫌だという人が居れば、転居費用を出して転居希望に応じるべきです。
多くの貧しい県民が喜んで、補償金目当てに応募します。
「理解不能」さんが言うような「お金を渡すだけでは出て行かない」ような人は公務員など、県民の税金を食い物にしている貪欲な人だけでしょう。普天間付近住民に移転希望調査を行うべきだと思います。
もっとも、それを行ったら、住民の真意が分かり、基地を政治利用できなくなる労組や政治家やマスコミは打撃を受けるので、何としても阻止するでしょう。
Posted by 北谷町住民 at 2011年02月08日 02:38
大変参考になりました。種子島出身の自衛隊OBとして、この問題には重大な関心をもっております。レトリックも面白いのですが、国を思う大局的な視点に同感です。西之表市のホームページと「種子島人」のブログを御覧になれば、沖縄住民と種子島住民の違いも分るでしょう。私はどこでも基地問題は多かれ少なかれ地域エゴ「ゴネ得・ゆすり・たかり」の構造なのだから、反対運動の根元には「反対すれば多くもらえる。」との計算があるのだと考えていましたが、どうもそうばかりではなく、あまりにも「寝たがマシ・ことなかれ主義」の無欲な住民性とその日ぐらしから来る「奴隷性」、首長をはじめとする役人・議員・など指導的立場の人達の、不勉強と視野の狭さから来る「傲奢性」がおおもとにあることが分ってきました。現在だされている政府の馬毛島の構想は、種子島を切り離して考えられているのですが、私は10年間250億の規模では、島の復興には物足りない、しかし、その程度が相場だとすれば、当面は無いよりましかな?と考えます。「百利あって一害なし」だからです。将来は普天間を(も)そっくり持って来るのが一番だと思います。レトリックを借りるまでもなく、今のような不毛な反対運動を続けていると、折角の金ヅルを逃がしたあとで、現在受けている大半の地方交付税はカットされ、島は沈没、馬毛島は中国系の企業に買いとられて、10年後には香港のような中国の租界地になり、中国海軍の基地ができるかもしれない。
  ○ふるさとの街に佇み眼を閉じるシャッター通りは寂しかりけり
Posted by おたねさん at 2012年04月27日 23:25
 本文の最後に、 【 追記2 】 を加筆しました。
Posted by 管理人 at 2015年09月22日 09:32
馬毛島移転がダメなら、いったいどこならいいんですか??
この国の防衛を考えた時、地政学的に北海道の広大な原野だけならダメなんです。
中国、朝鮮に対峙するこの西日本で、他にどこがあるのでしょうか?
沖縄のあの異常な基地集中を解消する代替地として、馬毛島以外にはないと思います。
馬毛島で反対が起こるようなら、鹿児島本土ではもっと無理でしょう。
無人島なのに反対する人が出てくるなんて、とても日本人とは思えません。
Posted by 前田 at 2016年07月19日 00:20
> 馬毛島移転がダメなら、いったいどこならいいんですか??

種子島、と書いてあるでしょ? あなた、本項のタイトルさえも読んでいないの? 

本項の最後では、宮古島も示しています。
Posted by 管理人 at 2016年07月19日 06:36
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