◆ 英国は EU を離脱するか 8:  nando ブログ

2016年06月26日

◆ 英国は EU を離脱するか 8

 この問題の正解は何か? 「離脱問題」と「移民問題」を混同しないで、それぞれ別のものとして分離することだ。その上で、それぞれ最適解を取ればいい。

 ──

 この問題の本質は、「離脱」と「移民問題」がゴッチャになっていることだ。前項で述べたとおり。
  → 英国は EU を離脱するか 7

 つまり、経済的には「残留」が正しいのに、移民問題を気にして、「移民反対」の立場から、「離脱」を選択してしまった。

 とすれば、正解もわかる。「離脱」と「移民問題」を分離すした上で、それぞれ、最適解を取ればいい。つまり、こうだ。
  ・ 経済では、「離脱」でなく「残留」
  ・ 移民問題では、「移民反対」


 こうすれば、それぞれ、別個の問題として、最適解が取れる。これなら、たいていの人が満足できるだろう。

 ──

 ところが、現実には、その道が呈示されていない。ここに、今回の問題の発生原因がある。
 とすれば、この問題の解決策は、その道を提示することだ。つまり、「残留」と「移民反対」を、ともに実現する道を呈示することだ。
 これで問題は解決するはずだ。

 ──

 しかし、言うは易く、行なうは難し。「残留」と「移民反対」を、ともに実現する道を呈示することは、容易ではない。なぜなら、EU の理念や制度のうちに、「移民容認」が組み込まれているからだ。「残留」を取ると、自動的に、「移民容認」を強制されてしまうのだ。
 では、どうする? 

 ここで困ったときの Open ブログ。あ、ここは nando ブログだった。ま、どっちでもいい。 (^^);
 名案を出そう。こうだ。
 「移民容認を制度としては認めながら、実質的には移民を追い出す」


 つまり、「いくらでも来ていいよ」と示しておきながら、実際には、ここにはいられないようにするのだ。
 比喩的には、温度が 45度の風呂を思い浮かべるといい。ここに入ることはできるが、熱くて熱くて苦しい。いつまでも入っていると、苦しくて死んでしまいそうだ。だからさっさと出てしまいたい。
 こういう状況にすればいいのだ。

 具体的には、「アメとムチ」の政策を取る。
  ・ ムチ …… 移民に対しては福祉なしで高率課税。
  ・ アメ …… ドイツ・フランスへの無料航空券と給金


 ムチを加える。今は居心地のいいように福祉がたっぷりあるから、移民に対しては福祉をなしにする。その一方で、高率課税をして、所得から大幅に金を召し上げる。
 アメを与える。ドイツ・フランスへ出ていくための無料航空券をプレゼントして、さらに、給金を 30万円ぐらい差し上げる。(戻ってこないことを条件に。もし戻ってきたら返金が義務。)

 以上の方針で、イギリスにいる移民は、ドイツとフランスに大幅に移住する。ドイツとフランスは踏んだり蹴ったりだが、「移動の自由」という EU の理念を掲げている以上は、それを拒否できない。自分で掲げた理念に、自分自身で縛られる形だ。自業自得とも言える。(無理な方針を掲げたあげく、その無理の歪みが自分自身に降りかかる。)

 ともあれ、こうやって、英国にいる移民をそっくりそのままドイツとフランスに移住させればいい。その上で、英国は EU に残留すればいい。
 これで、離脱派も、残留派も、ともに満足できる。

( ※ 最初から移民を入れなければいいんだけどね。)
( ※ シェンゲン協定については、シリーズ 2 を参照。)
posted by 管理人 at 11:50 | Comment(0) | 政治 このエントリーをはてなブックマークに追加 
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