◆ 辺野古の工費が 10倍に:  nando ブログ

2019年01月23日

◆ 辺野古の工費が 10倍に

 (米軍基地の移転で)辺野古の工費が、当初予定の 10倍( 2.5兆円)になるそうだ。

 ──

 地盤が軟弱なので当初予定の 10倍にまで工費がアップするそうだ。それでも国は計画を強行する方針だという。
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画をめぐり、政府は埋め立て予定区域の一部で確認された軟弱地盤を改良するため、設計計画を変更する方針を決めた。
 すでに複数の地点で軟弱地盤が確認されており、軟弱地盤の改良は避けられない状況だという。
 軟弱地盤を改良するため、総事業費も膨らむ。県の試算では、軟弱地盤の改良費などを含めると、移設工事費は防衛省の当初計画の約10倍、2.5兆円にのぼるとしている。
( → 辺野古工事の設計変更申請へ 軟弱地盤改良で長期化必至 - 沖縄:朝日新聞

 10倍になっても工事を強行する、というのも異常だが、その予算を公表しないで隠している(政府のかわりに県が試算する)というのも異常だ。
 国境の壁を建設しようというトランプもひどいが、それに輪をかけてひどいのが独裁的に強行する安倍自民だ。こっちは立法府のチェックが働かない分、いっそう手に負えない。

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 実は、当初の予定である 2000億円という金額からして、過大である。
 そもそも、陸上に飛行場を作るだけなら、聖地と舗装ぐらいで済むのに、海の埋め立てなんていうムチャクチャに面倒な工事をしようとするところからして、おかしい。
 米軍基地の移転という方針自体は悪くないのだが、辺野古(の沖)という場所が徹底的に悪い。環境も破壊するし、金も大幅に無駄遣いとなる。

 実は、この件は、ずっと前から本サイトで論じてきた。だから、この件は、過去の項目を見ればよくわかる。
  → 辺野古の問題 : nando ブログ

 代案も示してある。辺野古でなく宮古島に移転すればいいのだ。
  → 米軍基地の宮古島 移設案 : nando ブログ

 上の2項を読めば、問題と解決策については理解できるだろう。



 [ 付記1 ]
 「宮古島に移転すると、宮古島の人々がかわいそうだ」
 と思うかもしれないが、たいしたことはない。
  ・ 宮古島の大部分は、農地であり、人が住んでいない。
  ・ 農地は、自立不可能で、補助金漬けの農業だけだ。
   ( ※ 高率関税で守られている、さとうきび)


 莫大な補助金をもらって農業を成立させているだけだ、という点については、下記項目の [ 付記 ] の (2) で詳しく論じた。
  → 辺野古の問題 : nando ブログ
 
 別途、次の情報もある。
 宮古島は極端なことをいえば、サトウキビ畑と海しかない島である。しかし川がないから、その海を汚染することが少ない。どこに行っても小さいながら綺麗なビーチが連なっている。サトウキビという作物も、水は大量に欲するが、肥料や農薬は他の作物に比べて使用量が少ない。そんなことでこの島の地下ダムは奇跡的にといえるほど上手くいっている。
( → ダム随想 〜 宮古島の地下ダム - ダム便覧

 沖縄県宮古島。目の覚めるような青い海に囲まれた島は、農業がさかんな島でもあります。特にサトウキビは一番多く作られ、年間30万トンを超える収穫量を誇り、沖縄県全体で見ても約40%を占める割合なのです。
( → 世界初!宮古島には見えない巨大ダムがある!「地下ダム資料館」で知るその偉業 | 沖縄県 | LINEトラベルjp 旅行ガイド

 [ 付記2 ]
 上の引用文のあるサイトにも記してあることだが、宮古島には「見えない巨大ダム」というものがある。
  → 重機の刃先 ミリ単位で見極め 「地下ダム」造る技師:朝日新聞デジタル
  → 世にも珍しい目に見えないダムとは?「地下ダム資料館」【宮古島】 | 日本珍スポット100景
 この「地下ダム」については「すばらしい技術だ」というふうに称賛する声も見られる。だが、これはあまりにも高コストになりすぎる。結果的には「 100円を稼ぐために 500円を投入する」というような馬鹿げた結果になっている。どうせなら、タダで 300円を上げる方が、農家も国もどちらもハッピーなのだが、現実には、「地下ダム建設」という馬鹿げたことのために国費を投入して、莫大な金を浪費させる。で、マスコミはそれを報じて、「すばらしい技術」と称賛する。そこにはコスト意識がまったくない。
 こういう巨額の無駄遣いばかりやっているから、辺野古の 2.5兆円の浪費にも鈍感になれるのだろう。 2.5兆円をドブに捨てる、いや、浅瀬に捨てるというのだから、狂気の沙汰だが。
 
 [ 付記3 ]
 「宮古島に移転すると、宮古島には軍事施設がろくにないので、米軍の兵士が大変だ」
 という懸念があるかもしれない。だが、これは解決できる。次の方法で。
 「訓練用の滑走路は宮古島に置くが、飛行機の出発地である滑走路は、普天間飛行場や嘉手納基地の滑走路をそのまま使う。宿舎は沖縄の現状のものを使う」

 これは、「完全な移転」ではなく、「8割ぐらいの移転」という感じだ。(半移転と言ってもいい。)
 パイロットは、朝のうちに普天間・嘉手納を出発して、宮古島で離着陸の訓練をする。そして夕方になって訓練を終えたら、宿舎のある普天間・嘉手納に戻る。
 これだと、普天間・嘉手納を利用するのは、出発のときと帰還のときだけだ。その途中では、普天間・嘉手納を利用しないので、普天間・嘉手納の騒音被害や危険などは大幅に低減する。

 なお、将来的には、宮古島にも宿舎を建設することで、普天間・嘉手納の出発・帰還もいっそう削減できるだろう。

 
posted by 管理人 at 23:52 | Comment(0) | 政治 このエントリーをはてなブックマークに追加 
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