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思い出したいのだが、うまく思い出せないことがある。特に、人の名前。顔は思い浮かぶのだが、名前がうまく思い浮かばない。何て言ったっけ? しきりに思い出そうとしても、どうにも思い出せない。
そういうときには、どうすればいいか?
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私が試してうまく行った方法は、こうだ。
「目を閉じて、歯磨きをしながら、思い浮かべようとする」
歯磨き? 何のこっちゃ? 関係ないだろう! ……と思うだろう。まあ、科学的に言えば、関係ない。
ところがどういうわけか、こうすると、うまく思い浮かぶ。そういうことが、二度も続けてあった。
いっぺんだけならともかく、2回も続けて起こると、あながち偶然とは言えない。何らかの効果があるのだと推定される。
本項では、理由を説明していないので、科学的な指針ではない。むしろ、ただの経験則だ。「私の場合はこうだった」という話。
また、「必ず うまく思い浮かぶ」というわけでもない。失敗して、思い浮かばないことも、多いだろう。せいぜい、「思い浮かびやすくなる」というだけだ。
それでも、他に代替案はないのだから、「藁にもすがる」というようなつもりで、この方法に頼るといいだろう。ダメでもともと、ダメ元だ。別に損するわけじゃない。うまく行けば、儲けもの。
[ 付記 ]
あえて科学的に理屈を付けようとすれば、
「脳の別の箇所が刺激されるから、そのせいで思い浮かびやすくなるから」
ということかな。散歩したり、運動したり、風呂に入ったり、音楽を聴いたりするのと、似たようなものか。
馬上・枕上・廁上の一つでしょうかね