◆ 自民党の支持率が高いわけ:  nando ブログ

2019年07月01日

◆ 自民党の支持率が高いわけ

 安倍首相はさんざんデタラメなことをやっているのに、自民党の支持率は高い。不思議に見えるが、どうしてか? 

 ──

 安倍首相はさんざんデタラメなことをやっている。モリカケでは文書の廃棄や隠蔽をしたし、以後も、情報の隠蔽は日常茶飯事だ。年金の 2000万円では、大臣が報告書の受け取りを拒否するという珍事まで発生した。
 もう、毎月のようにデタラメをやっているので、国民の感覚も麻痺しつつあるようだ。どんなに悪いことをやっても、「ああ、またか」と思うだけで済んでしまうらしい。 (^^);
 それにもかかわらず、世論調査では自民党の支持率が高い。先日も、朝日の世論調査があった。
Q:安倍内閣を支持しますか。
  支持する45(45) ◇支持しない33(32)

Q:今、どの政党を支持していますか。

  自民37(34) ◇立憲5(5) ◇国民1(1) ◇公明3(4) ◇共産3(2) ◇維新2(3) ◇希望0(0) ◇社民0(0) ◇れいわ新選組0(―) ◇その他の政党1(2) ◇支持する政党はない38(37) ◇答えない・分からない10(12)

Q:この夏に参議院選挙があります。仮に今投票するとしたら、比例区ではどの政党、またはどの政党の候補者に投票したいと思いますか。

  自民40(37) ◇立憲13(12) ◇国民3(3) ◇公明6(6) ◇共産5(5) ◇維新6(7) ◇社民1(1) ◇れいわ新選組1(―) ◇その他の政党2(3) ◇答えない・分からない23(26)
( → 朝日新聞 世論調査 2019年6月24日

 政策や政治はデタラメなのに、支持率は高い。いかにも不思議である。いったい、なぜか? 

 さらにもう一つ。「若い世代(特に男性)では、自民党の支持率が高い」という事実もある。
  → 若者の政治意識 自明性を失う「保守」と「革新」 宇野重規・東京大学教授|好書好日
  → (ひもとく)若者の政治意識 自明性を失う「保守」と「革新」 宇野重規:朝日新聞デジタル

 これも不思議だ。いったい、なぜか? 

 ──

 一つの答えは「国民が馬鹿だから」というものだが、これでは国民を馬鹿にしすぎている。冗談や皮肉で言うのならともかく、本気でそう見なすわけには行かない。では、なぜか?

 私がいろいろと考えたすえに思い至ったことは、こういう解釈だ。
 「人々はもともと保守的である。現状で特に不満がない限り、現状を変えようとは思わない。現状を変えて、現状より悪化するのを、とても恐れる。だから、自民党がどうのこうのというより、現状を変えないために、現在の政権を支持する」


 このことは、次に裏付けとなるような記事もある。
  → (長期政権の磁界:5)他よりマシ…若者、堅い支持 景気不安、経済政策に関心:朝日新聞 2019年5月24日

 ──

 さて。以上は、私が前に思っていたことだが、それとおおむね同趣旨の記事が、本日の朝日新聞に掲載された。
  → 「僕が生きていけているので」若者に際立つ安倍政権支持 - 2019参議院選挙(参院選):朝日新聞

 一部抜粋しよう。
 安倍内閣の支持率は、18〜39歳の男性で際だって高いのが特徴だ。朝日新聞の世論調査で過去3年の平均をみると、18〜29歳の男性は 57.5%、30代男性は 52.8%。男女の全体は 42.5%だった。さらに、閣僚らの不祥事が起きても、この世代の支持率は一時下がってすぐに回復する。

 若者の一例もある。
 給与は月約 22万円。ぜいたくしなければ暮らしていけるという。「何かが変わることでこれ以上悪くなるくらいなら、変わらなくていい」。だから、選ぶなら自民だという。
 自民支持ではあっても投票に行くつもりはない。安倍内閣への「ゆるやかな支持」と、政治への「冷ややかな視線」。二つが共存している。

 別の若者の例。
 ころころ変わる農政に翻弄(ほんろう)されるくらいなら、いっそ現状維持のほうが邪魔されなくていい、と八木橋さんは言う。だから自民だ、と。納得したわけではない、あきらめたわけでもない。そんな表情を浮かべていた。

 以上の記事の示すことは、私の推測したことと、おおむね一致しているようだ。



 [ 付記 ]
 朝日の記事を見てから、本項を書いたように見えるが、そうではない。前半の話は、もともと下書きとしてメモしてあった。日付は、世論調査のあった日。2019年6月24日。
 メモしたあと、特に話を書かずにいたのだが、本日、ほぼ同趣旨の記事を見出したので、双方を合わせて、本項に仕立てたわけだ。前半では、一週間前の私見。後半では、本日の新聞記事。

 ※ 私見と言ったが、独創性があるわけではない。それとそっくりな意見が、朝日の記事になるくらいだ。



 [ 余談 ]
 人々がこういうふうに保守的な傾向を帯びているのだとしたら、野党もまた、それに応じた保守的な方針を示すとよさそうだ。
 「経済は激変させない」
 という趣旨で。

 野党はやたらと「改革」を唱えがちだが、「改革」を唱えて有利になるのは、人々が現状に不満を持っているときだ。
 社会が安定している状況では、人々はあまり不満を持っていないのだから、「改革」よりは、(経済的な)「現状維持」を打ち出した方がいいのだ。人々に安心感を与えるからだ。

 このような安心感を与えるためには、それにふさわしい党名が必要かも知れない。
 「維新」「新生党」「改革クラブ」みたいな革新的な名称は好ましくないだろう。それは保守的な人々に不安を与えるからだ。
 私のお薦めする党名は、こうだ。
  さくら党

 この名称なら、保守的な人々も、ほっこりするだろう。


posted by 管理人 at 20:33 | Comment(2) | 政治 このエントリーをはてなブックマークに追加 
この記事へのコメント
いいですね。桜は
すでにチャンネル桜ってありますね。
Posted by 山元 at 2019年07月04日 06:46
その意味では立憲民主はいい線いってますね、
Posted by マッシュ at 2019年07月09日 12:23
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