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中国が、香港・ウイグル・南シナ海などで、横暴の限りを尽くしている。世界では非難囂々だが、まともに対中制裁をしているのは米国ぐらいだ。欧州諸国は非難声明を出すぐらいで、制裁はしない。日本政府に至っては、非難声明すら出さない。
ひどいものだ。
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そこで、困ったときの nandoブログ。うまい案を出そう。冒頭で述べたように、こうする。
「台湾と国交樹立するといい。中国の最も嫌がることをやれば、対抗手段となる」
ここで、注意。大事なことがある。
各国がバラバラでやろうとすると、その国だけが中国から国交断絶を食う形になるので、悲鳴を上げて、失敗する。
だから、各国が一致団結して、台湾と国交樹立すればいい。いっせいに、同時に。
こうすれば、中国は、「個別に国交断絶する」ということができなくなる。日米欧の全体と、一挙に国交断絶するしかない。しかしそれは、自殺行為なので、実行できるはずがない。
かくて、「台湾と国交樹立する」ということがうまく成立する。大成功。
【 関連項目 】
これと似たことはすでに別の項目でも述べたことがある。
中国の問題については、「日・米・欧が協調して中国に対するべきだ」とこれまで何度か書いてきた。
( → 欧州の対中観が変化している: nando ブログ )
た。
領土問題であれ何であれ、その根源には、国家エゴイズムがある。そして、その対策は、真っ正面から論じ合うことではなく、相手に経済制裁を加えることだ。それも、一国だけでなく、国際協調の形で。
( → 中国問題の本質: nando ブログ )
当然だが、一国だけでやっても意味がない。日本・米国・欧州・韓国などといっしょに実行する必要がある。
当然、中国は反発するだろうが、中国の顔色ばかりうかがうのは、いい加減やめた方がいいだろう。
( → 中国を民主化せよ: nando ブログ )
台湾を一つの国として認めれば、それは軍事力による外国への侵攻ですから、当然非難の対象となりますし、それを口実に中国と開戦することもあり得ます。(日本は出来ませんが、アメリカならやるでしょう)