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社会保障費が急増している。これは次のグラフからわかる。

→ 出典 (財務省)
これは驚くばかりの急増だと見える。そして、その理由は、高齢化社会の進展だ。(高齢者が急増している。)
そこで、これを見て、「大変だあ!」と騒ぐ人が多い。次のように。
- このままでは日本の財政は破綻する。
- 日本もギリシャのようになる。
- この問題を避けるには、次のいずれかだ。
- 税収を増やす。(消費税の大幅引き上げ)
- 高齢者の年金の引き下げ
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しかし私は、以上のいずれも否定したい。そのことは、次の二つのグラフが根拠だ。
《 日本の名目GDP 》

《 日本の税収 》

※ 1985年 = 昭和60年 ,1990年 = 平成2年
1998年 = 平成10年 ,2010年 = 平成22年
※ 前者の出典は、Wikipedia (グラフ化は私 )
後者の出典は、財務省のページ
この二つのグラフを、冒頭のグラフと比べれば、次のように結論できる。
「日本の社会保障費は、たしかに急増しているが、絶対額で言えば、たいしたことはない。GDP 600兆円に対して、現状で 110兆円、将来でも 150兆円にすぎない。十分に負担可能な範囲だ」
これがたいした数値ではないということは、諸外国との比較からもわかる。
→ 各国の租税負担率 (グラフ)
( → 出典ページ : 元は財務省 )
この数値は 2007年のものだが、冒頭のグラフにしたがって、将来的に2〜3割ぐらい増えたとしても、ドイツやフランスの水準と同程度になるにすぎない。イギリスや米国のように(医療)国民皆保険がまともに成立していない国と比較しても、まともな制度のある日本では負担率は高くないとわかる。
結論。
日本の租税負担率や社会保障負担率は、かなり低いので、将来的に社会保障費が増えても、十分にまかなえる。財政破綻の危険はない。
将来的には、景気回復にともなって、消費税を増やせばいい。それで(財政的には)すべて解決する。
※ ただし別途、少子化の問題は残る。詳しくは次項。
→ 少子化の問題 (次項)
[ 余談 ]
社会福祉費用が急上昇するということは、悪いことではなく、良いことである。
なぜならそれは、「人々の寿命が長くなった」(長生きできるようになった)ということと、等価だからだ。
もしそれがイヤならば、長寿社会の日本を脱出して、短命社会のアフリカにでも行けばいい。そこでは、伝染病などもたっぷりあるし、医療は貧困だ。寿命は短くなる。だから、若い人々の負担は、少なくて済む。と同時に、自分自身もまた、短命にならざるを得ない。
「誰もが短命であることが望ましい」と思う人々は、アフリカに行って、さっさと死期に近づけばいいのだ。たとえば、ほら、あの大学教授も。
下の世話までされても生きていたいのだろうか?自分ならさっさと首でも吊った方がましと思うが、いざ自分もその時になると一分一秒でも生きていたいとわめくのだろうか?
欧州なんて税金ばかり重くて共稼ぎでも食べるのがやっと。最低ですね。
8月28日の「泉の波立ち」に書きましたが、スペイン経済は最低ですけど、国民は日本人よりずっと幸福です。夏休みもあるし、シェスタもあるし、失業手当もある。貧しいながらも、楽しい人生を送っている。
日本はその逆。自殺者多数。
日本人はスマホやら何やら、衣食住以外の豊かさを享受できますが、そのかわり、苦しい労働と残業でブラック環境となり、最終的には鬱で自殺します。
これが最高ですかね?
一億人いて三万人しか死んでないし、それが労働環境に依存しているかどうかも判断できない。むしろ儒教的思想、文化的なものが原因だと思うがね。しかも文化的なものが原因だと仮定するならば、それがいいか悪いか当然判断できない。文化は長短があるから。
日本は100人中0.02人しか死んでない。これならスペインで殺される確率と対して変わんないんじゃない?(適当)。
確かに日本の労働環境はいいものではないし、日本社会に対して私も不満は持っている。けれども、他国がまるで楽園のように言うのは違うのではないか?昔から日本人が日本社会を非難するとき「あの国は〜。日本は遅れてる。ダメだ。」みたいなしゃべり方をするが、文化には一長一短があるだろう。他国をいちいち例に出さないでいいから、自分はこう思うって言えるようになってほしい。そうしないとただと隣の芝生は青い理論。発展途上国の思想になってしまう。
日本が世界に先駆けて、いい労働環境を作る。他国は関係ない。日本を良くするために意見を言う。そういう新の独立精神、誇り高い国民になってほしい。
自殺者のグラフ。
→ http://www.pahoo.org/athome/news/2012/suicide-1.png
企業のリストラが深刻化した 1990年を境に、前後で1万人の差があります。これはちょうど「死因が経済的理由」であった総数と同程度です。不況を解決すれば、年間1万人も死者を減らせます。
特に父親が自殺したせいで路頭に迷ったあげく性産業に従事するようになった若い女性を救えます。
殺人被害者の件数。
→ http://www.kunidukuri-hitodukuri.jp/web/koso7/img/column/koso7_column_tamashi_01.gif
最近ではかなり減ってきて 1000件程度です。1世代前に比べて半減しています。
自殺の被害は、殺人被害に比べて、10倍もあります。
> スペインで殺される確率と対して変わんないんじゃない?
日本全体の殺人件数の 10倍ですよ。
> 他国がまるで楽園のように言うのは
相当の誤読ですよ。国家破綻したスペインが楽園のはずがないでしょうが。地獄です。ただ、今の日本は、あっちの地獄に比べてもさらにひどい地獄だ、ということです。
本項の趣旨は「スペインは素晴らしい楽園だからそれを真似しよう」ということではありません。「スペインという地獄よりももっとひどい状況を抜け出せ」ということです。(つまり皮肉です。誤読しないように。)
つまり、地獄にいることに甘んじて「誇りを持とう」なんて怠けているべきではなく、「必死になって地獄から脱出するべし」という趣旨です。